地区の現況・課題・まちづくり事業
京島周辺地区は、関東大震災や東京大空襲による焼失を免れたため、昔ながらの街並みが今日まで残されています。このような歴史は、京島特有の親しみやすいまちのたたずまいをつくりだしましたが、一方では、密集した木造老朽建築物や細く行き止まりの多い道路等災害に対し弱い特性を持っています。
このため、住民と協働し昭和56年度にまちづくりの基本となる「京島地区まちづくり計画(大枠)」を策定し、事業の進捗や社会情勢の変化を踏まえ、修正を加えながらまちづくりを進めています。
京島の路地


京島周辺地区のまちづくり
公社は昭和58年度から区と連携し木造住宅密集地域の改善のため、現事業名である「住宅市街地総合整備事業」を活用し、道路拡幅整備や緑地整備、コミュニティ住宅の建設等を行ってきました。
平成25年度からは、木造密集地域が災害時に燃え広がることを防ぎ、安全に避難できるまちづくりを重点的・集中的に実施していく「木密地域不燃化10年プロジェクト」の地区に選定されました。公社はこの事業において、専門員による建替え等の無料相談を京島事務所(京島まちづくりの駅)で、行っています。

問合せ:京島事務所 電話:03-3617-2262